「親が外反母趾だから、私も外反母趾になるのかな?」
そんな疑問を持ったことはありませんか?🦶
実は、外反母趾は生まれつき完成した状態で存在するものではありません。
骨格や足の形には遺伝の影響がありますが、そこに日々の生活習慣や靴、歩き方などが加わることで、外反母趾になりやすくなると考えられています。
では、なぜ親が外反母趾だと、子どもも外反母趾になりやすいのでしょうか?
その大きな理由のひとつが「足の骨格」です。
【外反母趾になりやすい骨格とは?】
外反母趾に影響する足の特徴のひとつに、「扁平足になりやすい骨格」があります。
扁平足とは、足裏の「土踏まず」にあたる内側の縦アーチが低下し、足裏が平らに近くなった状態です。
この足のアーチは、身体を支えたり、歩行時の衝撃を吸収したりする大切な役割があります。
そのため、足のアーチが低下すると、足のバランスが崩れ、外反母趾につながる要因のひとつになることがあります。
祖母、母、娘の三世代で、似たような足の形をしていて、みんな外反母趾に悩んでいる。
そんなご家族も実際にいらっしゃいます。
これは「外反母趾そのもの」が遺伝するというより、外反母趾になりやすい足の骨格や特徴を受け継いでいる可能性があるためです。
【子どもの頃の「扁平足」にも注目】
土踏まずは、生まれたばかりの赤ちゃんにはまだはっきり形成されていません。
成長して歩くようになるにつれて、少しずつ足のアーチが形成されていきます。
そのため、子どもの頃から足の形や歩き方をチェックしておくことも大切です👣
「小学生の頃、扁平足の友達がいたな」
そんな記憶がある方もいるのではないでしょうか?
扁平足だから必ず外反母趾になるわけではありませんが、足のアーチが低下している場合は、将来的な足のトラブルを予防するためにも、足の使い方を意識しておきたいところです。
【大人になってから扁平足になることも】
扁平足は、生まれつきの骨格だけが原因ではありません。
大人になってから、
・足に合わない靴を長時間履く
・足をケガした
・運動不足
・体重が増えた
・足の筋力が低下した
など、さまざまな要因によって、足のアーチが低下することもあります。
つまり、外反母趾は「遺伝だから仕方ない」と諦める必要はありません。
生まれ持った足の特徴があったとしても、日頃から足を正しく使い、足の状態をケアすることは大切です。
【扁平足は膝や腰にも影響する?】
足のアーチには、歩行時の衝撃をやわらげたり、身体を安定させたりする役割があります。
そのため、アーチが低下すると、足元だけでなく、膝や股関節、腰などにも負担がかかることがあります。
また、足のアライメントが崩れると、歩行時に足の動きが乱れ、膝や股関節などにねじれの負担が加わることもあります。
こうした状態が長く続くと、
「膝が痛い」
「O脚・X脚が気になる」
「股関節に違和感がある」
「腰痛がなかなか改善しない」
といったお悩みにつながっているケースもあります。
さらに、身体の一部に負担が集中すると、特定の筋肉が緊張しやすくなり、肩こりや頭痛など、足とは一見関係なさそうな不調につながることもあります。
もちろん、膝痛や腰痛、頭痛などにはさまざまな原因があります。
だからこそ、なかなか改善しない身体の不調がある場合には、「足元」にも目を向けてみることが大切です👣
【身体の土台は「足」】
私たちは毎日、足で身体を支え、足で歩いています。
だからこそ、足のアーチや足指がきちんと機能しているかどうかは、身体全体のバランスを考えるうえでも大切なポイントです。
「親が外反母趾だから、私も心配」
「昔から扁平足と言われている」
「外反母趾が少しずつ気になってきた」
そんな方は、症状が進んでしまう前に、一度ご自身の足をチェックしてみませんか?🦶
整足院表参道店では、足の状態を確認し、お一人おひとりの足に合わせて整足テーピングを行っています。
外反母趾になってから対処するのではなく、これからも自分の足で歩き続けるために、今の足の状態を知ること。
それが、足のトラブルを予防する第一歩です。
もう一度、自分の足で歩く喜びを。h※本記事は、著書「外反母趾はテープ1本で治せる」の内容を参考に構成